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地域密着ビジネス~町コミ!情報 [地域密着]

地域密着型リサイクルビジネスについて模索している。
そのひとつの分野として「土」について考えている。

建設工事で発生する軟弱な余り土を良質な土に改良して使う
という商売の話である。

これまでにも、こうした土の有効活用の方法がなかったわけではない。
むしろ、大型の建設工事では日常的に採用された工法のひとつである。

でも、それは大きな建設工事のなかという非常に限られた現場で行われたり、
あるいは同じ発注者(例えば、国土交通省、農水省、道路公団など)の中での
工事間での利用調整だったりした。

こうした限定的な利用や縦割り行政の弊害といった障害を乗り越えて、
地元で出てきた余り土を広く地元で有効利用する仕組みをつくろう
というわけである。

この仕組みをツールとして整備して、これを全国にフランチャイズ
展開できないかなんて考えている。

そんなことを考えながら、日本のフランチャイズの王様、「セブンイ-レブン」を
全国展開し一大市場に築きあげた鈴木敏文さんの考え方について書かれた次の本を
読んだ。

セブン‐イレブン 鈴木敏文の考え方―常識を覆す発想と実践

セブン‐イレブン 鈴木敏文の考え方―常識を覆す発想と実践

  • 作者: 溝上 幸伸
  • 出版社/メーカー: ぱる出版
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 単行本

セブン-イレブンの誕生の背景と着眼点という冒頭の部分を大変興味深く読んだ。
ちょっと引用(緑字)しつつ、そこで頭の中に浮かんだことをコメント(青字)してみる。

■セブン-イレブン誕生の背景と着眼点


米サウスランド社は、1927年に創業された。当初は冷蔵庫用の氷を専門に販売していたが、それに関連して、ミルク、卵、缶詰、パンなども売るようになっていく。これが、コンビニエンスストアという業態のはしりである。

やっぱそうだよね。はじめからコンビニやろうと思ってはじめたわけじゃないんだよね。お客さんの要望に応えていたらそれが自然発生的にコンビニという業態に変わっていったんだろなぁ。



サウスランド社はフランチャイズシステムを確立し、全米で4000店のセブン-イレブンチェーンとして成長を重ねていく。
その業態に鈴木氏はなぜ注目したか。
彼がイトーヨーカ堂に入社したのは1963年。出版流通の大手・トーハンからの転身だから、小売の現場に立つこともせず、広報、人事、業務開発すなわち店舗開発などの部署を担当していた。店舗開発での問題点に直面したのは、チェーンストア(スーパー)が地域の小売上にとって脅威の存在として映り、反対運動や行政への圧力という形で、出店がままならないという状況だった。
イトーヨーカ堂としては大型店と一般小売店は共存できると考えていた。集客力のある大型店と一般小売店は共存できると考えていた。集客力のある大型店の周囲を一般小売店が取り組むことで、共存共栄が可能と考えていたが、脅威を受ける側の一般小売店には通じるものではなかった。そのときに米国視察で触れたのがコンビニエンスストアのFC展開で成功していたセブン-イレブンだった。フランチャイズなら、地元の小売店がそのまま参加する形になるから、大型店が金にものをいわせて進出するというわけではない。

ここは大事なポイントだね。大企業と地域に密着した中小企業がどうやって折り合いをつけていきのか。これはどんな業界でも共通するテーマだからね。そこにFC展開というひとつの方向性が模索できるといいんだけどなぁ。



しかも、個々の店には独立した経営権があるわけで、大手資本の支配という構図には入らない。さらに小規模の店舗を近代化、活性化させるためには、コンビニエンスの業態がもっとも適していると鈴木氏は考えた。従来の地元小売店と直接バッティングしない形で、小売店だけに出店もしやすい。しかも未開拓の業務だから将来性は約束されている。

これもポイントだよな。地元の地域密着企業にとっては独立した経営権があることは何にも代えがたいものだよね。さらにこれまでに獲得してきた地元との信頼関係を生かせるような魅力的であまり敷居の高くない業態の提案ができれば、近代化や活性化をはかるのにはうってつけの話だよなあ。




この本、というかセブン-イレブンの話はとても参考になる。

こうした業態は、ほかの産業にもこれからどんどん波及していくのではないだろうか。
地域に密着した企業が大きく発展する構図が、地方分権時代のトレンドだろう。



なんてことを考えていたら、今度は耳寄りな地域密着情報が私の配信している
メルマガ発行者宛に飛び込んできた。

株式会社イーイーアイという会社が運営している町の口コミ情報サイト「町コミ!」
から、全国の町の情報集めにご協力いただいた方へのプレゼント企画の話である。


 今回、「町コミ!開設企画」として、200以上のスポンサー企業
 が集結し、800名以上に当たるプレゼントが用意されています。
  http://tinyurl.com/czj3g

 下記サイトから、会員登録して町コミ情報を書き込むと、
 豪華景品が800名様以上に当たります。
  http://tinyurl.com/abnss




6月10日~6月30日までの限定サービスということなので、地域に密着した
優良情報をお持ちの方は、下記のサイトに登録してみてはいかがだろうか。

【町コミ!サイトの登録&書き込み】はこちらをクリック!!
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まだ、スタートしたばかりのサービスなので、
豪華商品をゲットできる確率はかなり高いのではないか?

こうした地域のミニコミ手法もこれからのトレンドだろう。
インターネットを利用したバーチャルなミニコミと現実の地域密着ビジネスの
融合を考えている。

上記のサービスも新しい形のひとつのインフラになるのではないかと期待している。
こうしたサービスも取り入れつつ、地域密着事業展開の手法について模索する
今日この頃である。


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