自民圧勝に思う [時代認識]
自民党が圧勝した。
単独で絶対安定多数(269議席)を上回る296議席を獲得。
公明党の31議席を加えた与党は327議席で、
衆院の3分の2を超す歴史的大勝となった。
一方、民主党は公示前勢力を64議席下回る113議席と
惨敗を喫し、岡田克也代表は辞任を表明した。
政治にも潮目があるという。
小泉さんは政治の潮目を読み、
それを上手く利用したと思う。
郵政民営化法案の参院での否決。
その段階で、郵政民営化の賛成反対が二分した。
その対立軸が明確化したタイミングを見事に捕らえ、
解散総選挙に打って出た。
あのときの記者会見に立った小泉さんの表情、言動が
忘れられない。鳥肌すら立った。
このとき、小泉さんは変人総理から、歴史に名を残す
名相になるということを私は確信した。
潮目を捉え、そこに真剣勝負で望んだ小泉さんに
多くの有権者の票が集まったのだ。
日本の政治に新しい息吹きが吹きはじめた。
そんなことを感じながら、選挙速報を見入った。
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