SSブログ
時代認識 ブログトップ
前の10件 | -

時代認識 [時代認識]






 約1ヶ月ぶりの更新である。


 この間、私的にも企業人としても、大波の襲来を体験した。


 配信を怠ってしまったことの言い訳にはしたくないが、
 正直な話、メルマガの配信やブログの更新をする気に
 なれなかった。


 それほど、心に余裕が持てない日々が続いていた。


 自分の人生にとって、この1ヶ月はシンドイ思いをした
 1ヶ月のベストスリーにはランキングされるだろう。




 今日は、一息ついている・・・




 自分の人生だけでなく、やはり現代という時代が、否が応でも
 大きな変化を要求している時代なのだと、改めて感じる。


 家族の問題、お寺の問題、相続の問題、会社の問題、人間関係の問題。
 仕事上のトラブルや好転や暗転、あるいは市場の変化などなど、
 いま直面している問題は、すべて時代の大きな変化の影響を少なからず
 受けた結果もたらされていると見ることもできる。


 もちろん、ひとつひとつ個々の問題を詳細に見れば、
 それぞれ別の因果応報を探すことはできる。

 そして、そのようにそれぞれの問題を個別の問題として、
 ひとつずつ処理・解決していくことが、日常的には必要だ。


 というか、そうせざるを得ないような状況に追いやられて
 いる自分がそこにいることを今日は再確認した。





 しかし、そういう場当たり的な対処療法では、
 やがて立ち行かなくなることも見えてきた気がする。




 そうした個々の問題を大括りにして、時代の変化という
 大きなうねり(波)ととらえれることがいま必要だと思う




 時代認識





 その重要性に改めて気がついた。



 どのような時代認識で、このような大きな変化に
 どう対処するべきなのか。。。




 今日一日、ずっと考えているのはそのことである。



 もちろん、今までどおり、個別の問題としてひとつひとつに
 対処して行くやり方もありだと思いと、どうも根本的に
 この大きな変化に対処するやり方を変える必要があるのではないと
 いう思いが私の頭で葛藤している。




 仕事のやり方とか、生活習慣の問題ではなく、
 人生の舵取りをどうやって行くのかという大きな生き方の
 変換点に立っているともいえる。


 これまで、徒歩という移動手段しかなかった時代が、
 がらっと変わって新幹線を日常的に利用する。


 例えが悪いかもしれないが、そんな大きな変化が
 自分の生き方に変革を強いているようにも思える。


 逆に、移動するという手段そのものを捨てて、インターネットを
 最大限に駆使して、いかに移動をせずに多くの物事を処理できる
 のかというような発想の転換も必要かもしれない。


 ただ、こういう小手先の手法の変化ではなく、もっと大きな
 生き方とか価値観の変化なのだ。
 (うまく言葉では表現できないが・・・)


 見える人には見え、気がつかない人にはいつまでも気がつかない
 ものなのかもしれない。


 いや、気がついていてもその流れや波に乗れるかどうかは別問題なのだ。
 要は、現実の波や流れを知り、その流れに実際に乗るか乗らないか。
 そのきわどい分岐点に来ている。



 そんな時代認識である。



 昨日お会いしたある人から、25年という四半世紀を経ると、
 その事業の趨勢が見通せる、というような話をしておられた。


 今から20から25年後の将来を見通して、種をまく。
 そんな人生の楽しみ方したいと切実に思う。


 昨日までの1ヶ月、あまりに忙しく、日常のことにとらわれ、
 縛られてきたように思う。


 忙しいという字は、心を亡くすと書く。
 やはり、これではいけないのだ。




 二度とない人生をもっと大切に生きようではないか。





 ------------------------------------------------------------------
 <和尚のひとりごと>
   ★★★ 大変化時代 ★★★

 <キーワード>
   ・メンターとの出会い
   ・忍耐力
   ・そして情熱
 ------------------------------------------------------------------




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

共感力・・・新しい時代の風 [時代認識]


出張からの帰りに東京駅構内のBOOK GARDENに立ち寄った。
そこで、何気なくピックアップした1冊の本。
それがこの本との出会いである。

共感力

共感力

  • 作者: 平野 秀典
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/12/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「プロローグ――感動を超える瞬間」を立ち読みした。このわずか数分の出会いが私の心をとりこにした。そして、東京駅から埼玉の自宅に戻るまでの電車の中で、まるで小説を読むようなワクワク感で前半部分をむさぼり読んだ。さらに帰宅して風呂に入り、気持ちの高ぶりを一度抑えて、後半部分を一気に読み通した。

何か今までの自分から脱皮したような気分になった。おそらく、読み終えた直後の私は、「巨人の星」の星飛馬のように目に炎がめらめらと燃え上がっていたに違いない。それほど大きな感動エネルギーをこの本からもらったのだ。「人に共感できる力」と「人に共感される力」がどれだけ素晴らしいパワーであるかが、この本に示されている。そしてこの本を読んで、心底、平野秀典氏の生き様にも共感した。ものすごいパワーのある本だと思った。

改めて昨日から今朝にかけてこの本を読み返した。今度は蛍光ペンを持って、共感する部分に印をつけながら・・・
 
  商品開発は脚本家である。
  営業という俳優に、
  商品の価値をより豊かに表現させるためには、
  「演出家」の役割が必要である。
  演出家が俳優の表現力を引き出すことで、
  お客様の反応は文字通り「劇的」に変わる。

  共に感動を共有するパワーが、
  平凡な仕事を感動的な仕事に変え、
  ビジネスを劇的に進化させる

  ビジネスとは豊かさをわかちあう人間の営みのことである。

  安定の反対は、不安ではありません。
  安定の反対は、進化なのです。
  最大の安定とは進化することなのです。

  最初から大感動を狙うのではなく、顧客の期待や予想、常識や固定観念を、
  たった「1%」でいいから超えることに全力を尽くすことで、
  持続的な感動を生み出すことができるようになるのです。
   心を込めた「1%」
   情熱の「1%」
   魂の「1%」
   愛の「1%」
   本気の「1%」
  1%のドラマティックを続けることが、人の共感力のスイッチを入れるのです

  ・・・

29ページまでにこれだけ蛍光ペンが走った。結局、本全体が蛍光ペンの黄色で染まることとなった。そして平野氏の他の著書もアマゾンで即座に注文した。

この本の最大の見せ場は、平野さん自身の実体験の物語である。その名も「二つのV字回復物語」。この壮絶なドラマを経験されたからこそ、平野さんのメッセージが言霊として読む人の心に真に迫ってくるのだろう。

また、メッセージそのものも素晴らしい。今という時代が――私にとってだけかもしれないが――必要としているものだと感じる。この本に示されたことの実践が、これからの私の仕事の、そして人生の大きなテーマになるだろう。

それにしても、冒頭に示された次の一文は暗示的である。確かに私の心に昨夜のような一陣の風が吹き荒れたことをここに記しておきたい。

 たった一つの気づきが、
 人生を変えることもある。
 たった一つの言葉が、
 人の可能性を飛躍的に伸ばすこともある。
 たった一つの勇気から、
 誰かを感動させる物語が始まることもある。
 たった一冊の本が、
 新しい時代の風になることもある。
 この本が、春の一陣の風のごとく、
 あなたの心にやさしき奇跡を残せる存在になれれば、
 とてもうれしい。
 
  感謝&合掌!
 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「あちらの世界」と「こちらの世界」 [時代認識]

先日、ある知人と一杯やったときの話である。

彼は現在ある建設会社でゴミの無害化、リサイクル技術の開発とその事業化の業務に携わっている。入社当初は、現場で工事管理を担当していたのだが、ひょんなきっかけから、環境ビジネスの世界に入ったそうだ。現在は、具体的な案件の事業化を実現するため、技術の最終の詰めをしている。

彼自身は、建設事業から環境事業への転換は、それほど大きな違和感を感じなかったという。ただ、まわりの人間の見る目ががらりと変わったことを少し困惑気味に次のような言い回しで表現したことが印象的だった。


 「まわりの人は、わたしがこちらの世界からまるで
  あちらの世界に行ってしまった人のように見るのです」

「こちらの世界」とは建設の世界、「あちらの世界」とは環境の世界のことなのだろう。


永年、建設事業に従事した人にとって、ゴミを燃やしたり、重金属の汚染やらダイオキシンの無害化などという世界は、どうもピンとこない「あちらの世界」のように見えるというわけだ。もっと極端な言い方をすれば、「あちらの世界」に行ってしまった別世界の人=自分達とは関係ない人=仲間ではないという感覚があるということである。たしかに、この「あちらの世界」と「こちらの世界」という差別的な見方の違いは、私自身も強く感じる感覚であったので、妙に納得してしまった。


私が約6年前から「あちらの世界」に顔を出すようになったときは、こちらにもあちらにも世界を行き来していたのだが、4年くらい前から本格的に「こちらの世界」に飛び込んだとたん、「こちらの世界」の人と接する機会が極端に減ってしまった。面と向って私達のビジネスを批判する人はそれこそ少ないが、その反応からみて、とても醒めた冷ややかな目で見ている雰囲気は十分に伝わってくる。

「そんなわけのわからないビジネスはうまく行くわけがない」
「汚染物を扱うなんて、そんなリスクのある仕事はやれない」
「廃棄物の処理なんて、ヤバイ人のやる仕事だろう」
「・・・」

そんな声がちらちら聞こえてくる。

だれもが、新しい世界を開拓するためには、多少のリスクや冒険はともなうものである。もし、ノーリスクで新しいビジネスが誰でも切り開けるなら、こんな簡単なことはないし、そんなうまい話ならすでに誰もがやっているだろう。過去の歴史を紐解けば、そうしたチャレンジ精神が新しい世界を切り開き、気がつけば世の中の主流がそちらに向っているというのが世の常である。もちろん、そこには数え切れないほどの失敗や挫折が繰り返されていることも事実ではある。


また、あちらの世界に行ってしまったと見られている我々――もちろん私にはそのような感覚は無く、あくまでも将来はこちら側の道を切り開く一つの道筋としていまのビジネスを展開しているつもりであるが――からみれば、ちいさな縮小するビジネスに必死に群がってしがみつこうとしているこちら側の世界の人たちの気が知れない。あちら側から見えるこちら側の世界は、まさに地獄絵巻のようでもある。

かつて「チーズはどこへ消えた?」という本がベストセラーになったが、その中に出てくるねずみたちの世界観の違いがここに縮図のように浮き彫りになっているようだ。

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

  • 作者: スペンサー ジョンソン
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



こちらも地獄、あちらも地獄、ならばどうするか――人によって、立場によって、そこからとるべき行動は異なるものかもしれない。


私は、こちらに留まって餓鬼道を進むのはまっぴらごめんである。


苦しい道のりでも、新しい世界を切り広げるチャンスにかけてみたい。
たとえ、それが万にひとつしか成就しないものだとしても・・・

 


------------------------------------------------------------------
<和尚のひとりごと>
  ★★★ 満願成就 ★★★

<キーワード>
  ・チーズはあちらにある!
  ・こっちの水はあ~まいぞ、あっちの水はに~がいぞ?
  ・前進あるのみ!
------------------------------------------------------------------

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

新しいものと古いものと [時代認識]

約30年前に通っていた高校を久しぶりに訪れた。といっても、仕事の打ち合わせで、たまたま近くに行く予定ができたため、ついでの様子を見に学校の周辺をふらついただけなのだが・・・

30年前の高校の姿はそこにはなかった。現在のグランドは昔の校舎、昔のグランドに現在の校舎が建っていた。もちろん、学校の中庭も、正面玄関にあった通称「ハワイ」という椰子の木もない。

IMG_5045.jpg

なんだかちょっと寂しい。でも、グランドでは我が後輩達が、ラグビーやサッカーに汗を流していた。やはり高校生は元気で活き活きしている。とてもすがしい気持ちになった。何はともかく若いということはそれだけで価値があると思う。


学校のまわりも随分と様変わりした。なじみの店もほとんど姿を消すか、様変わりしていた。30年という月日は、やはりそれだけ古いものを風化させるのに十分な時間ということなのか。老いて朽ち果てるものも数多い。そのなかで、生き残っていくことは、それだけで存在する価値のあるものだといえるだろう。企業でも30年も存続させることはなかなか難しい。

新しく初々しいことも、また古く渋いこともそれぞれ価値があること。それぞれの時代をどう生きるのか、その姿勢が問われているということかもしれない。


そんなことを思いながら、打ち合わせの場所へ足早に向った。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

変わるもの、変わらないもの [時代認識]

先日、鴨川の実家で母の初盆の法要があった。

わが家は曹洞宗のお寺さんなので、新盆といっても
4人のお坊さんに母の新盆のお迎えのお経を唱えていただいた。

IMG_4420.jpg

IMG_4413.jpg

IMG_4415.jpg

IMG_4417.jpg

昔と変わらぬ行事がそこで展開された。


そして、昨日は甥っ子の結婚式。

悠介結婚式.jpg

こちらは、昔の結婚式にくらべると随分と様変わりした。


変わるもの、変わらないもの・・・

冠婚葬祭という行事のなかで、時代認識について改めて
考える契機となりそうである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

変革期 [時代認識]

人間通 谷沢永一 新潮選書 新潮社からの一節である。

二十世紀は世界を挙げての動乱期であったから、
良かれ悪しかれ傑出した逸材が多く現われた。
衆に抜きん出た敏腕の指導者が活躍できたのは
危機が続いたゆえである。本物の政治家は事態が
破局に至らぬよう事前に手を打つ用意周到な曲物
である筈だから、動乱期に入ってから遅ればせに
対応した火事場働きは、華々しい遣り手のように
見えるが実はただの天手古舞かもしれぬ。
冷戦の終結とともに先進国では動乱期が終った。
今までは外に向いていた眼が内側へと転換し、
社会構造を編成し直すための変革期となった。
動乱期における豪傑型にかわって人心を把握できる
治世型の英傑が求められている。変革期とは既成の
価値観の転換期である。或いは既得権益にしがみ
ついている者たちを、おだやかにしかしきっぱりと
排除すべき時代である。
そのためには古くなった価値観を追放しなければならぬ。

既得権益より厄介なのは既成概念であるとケインズは嘆いた。
既成概念とは変革期に適応できなくなった古臭い思いこみである。
新しい時代に生きるためには前の時代にのみ有効であった
判断基準から脱却しなければならぬ。
旧来の伝統的な物の考え方から抜けだし、清新な勘を縦横に働かせて、
来るべき時代の運行法則を予測しえた者が世に現われる。
変革期とは旧弊観と先見カとの闘いである。
両者の乖離と落差は決定的に大きい。
程度の違いではなく質的に相反する対照である。
ゆえに先見カのある者のみが時代の牽引車として光るのである。

本当の変革はこれからである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:仕事

ターニングポイント [時代認識]

昨日は、久しぶりに那須の事務所入りした。

1週間ぶりだったこともあって何か風景が違って見えた。
天気が良かったので、ラジオ体操にも参加した。

日差しはまだまだきついが、どことなく秋を感じさせる。
空が高く見えるせいだろうか・・・

事務所の雰囲気にも微妙な変化が読み取れた。

変化の激しい時代だからこそ、その変化をどう読んで、
将来の布石を打つのか。

そんなことを漠然と考えながら一日を過ごした。

トラブルが起きたとき、いかに素早く対処するか。
やはり、正面向かってまっすぐに突き進むのが俺流か?
逃げたらあかん。逃げたらまけや。
でも、一人じゃやれることも知れているし・・・

走馬灯のように自分の進む方向性の思いがぐるぐるまわりする。

いま、いろいろなことが私の目の前に起きている。
ひとつひとつの課題をどう対処するのか。
ここは正念場である。

今日はメンバーそれぞれが問題の解決に向けて動く。
ひとりは埼玉で、ひとりは横浜で、そしてひとりは愛知で・・・

今日という日が大きな変換点になる。
そんな気がするのである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

自民圧勝に思う [時代認識]

自民党が圧勝した。

単独で絶対安定多数(269議席)を上回る296議席を獲得。
公明党の31議席を加えた与党は327議席で、
衆院の3分の2を超す歴史的大勝となった。

一方、民主党は公示前勢力を64議席下回る113議席と
惨敗を喫し、岡田克也代表は辞任を表明した。

政治にも潮目があるという。
小泉さんは政治の潮目を読み、
それを上手く利用したと思う。

郵政民営化法案の参院での否決。
その段階で、郵政民営化の賛成反対が二分した。
その対立軸が明確化したタイミングを見事に捕らえ、
解散総選挙に打って出た。

あのときの記者会見に立った小泉さんの表情、言動が
忘れられない。鳥肌すら立った。
このとき、小泉さんは変人総理から、歴史に名を残す
名相になるということを私は確信した。

潮目を捉え、そこに真剣勝負で望んだ小泉さんに
多くの有権者の票が集まったのだ。

日本の政治に新しい息吹きが吹きはじめた。
そんなことを感じながら、選挙速報を見入った。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:仕事

シナリオに変化が [時代認識]

昨日は2年前に会社を設立したとき、建設産業の
業界再編がもっと進むのではないかと考えたという話をした。

今日は、その続きである。

建設産業が培ってきた技術をどこかで行かしていきたい。
それはどこなのか、いろいろ考えた。

ひとつは、業界再編が進む中で、生き残れるのは
スーパーゼネコンといわれる会社のうちせいぜい2~3社、
そして社会資本のメンテナンスとリニューアルをメインに行う
地域密着型地場コン、さらにその技術を提供する専門業者
ぐらいか、と考えた。

だとすれば、地域密着地場コンへの技術移管をDNAとして
残すのがひとつの方法と考えたわけだ。

それから、もうひとつ考えたのがこれまでとは異なる市場の開拓。
特にゼネコンにとってもっとも市場開拓が遅れているBtoCというわれる
分野への進出だ。

こうすれば売上げは伸びる 戦略的営業のすすめ―市場の読み方から新規開拓のノウハウまで

こうすれば売上げは伸びる 戦略的営業のすすめ―市場の読み方から新規開拓のノウハウまで

  • 作者: 魚津 欣司
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1989/07
  • メディア: 単行本



この2つの分野でどうやってアプローチするか・・・。

キーワードは「環境」とした。

環境モニターやリサイクルという分野で新しいサービスを提供できないか、
と考えたわけである。

詳細は後述するとして、現時点でどのように評価しているのか、
と言われれば、私は次のように考えている。

2つのアプローチとも、道のりは長く厳しいが、方向は間違っていない。
そして、どちらのアプローチも成果を上げる土壌づくりに時間がかかる。

という当たり前といえば、当たり前の結論である。
当初の目論見の甘さは、ここにあったと思う。

新しい土地に種をまけば、自然と成長して収穫が上がるくらいの
軽い気持ちだ支配的だったと感じる。

やはり、確実に収穫を上がるためにはその土地を開墾し、
畑を耕し、肥料をまき、種をまき、水をやり、追肥し、
大雨や強風から守り・・・と地道な手間が必要だということだろう。

そのための努力を惜しんではならないのだということを
さまざまな機会を通じて経験した。

なんともありがたい話である。

じゃあ、これまでの努力は報われないのかって?

いやいや、というか、いよいよというか。
これから本物の収穫に向けた種まきが始まろうとしているのだ。

この項、つづく。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

将来の見通し [時代認識]

今年の7月で設立した会社(domi環境)が営業開始してまる2年が経過した。
会社設立の準備の期間を含めると、すでに2年半が経過している。
当初、3年での自立を目指す企業に仕立てることが私の任務と考え、
いろいろと遂行してしてきた。

残念ながら、当初の思惑通りことは運ばないというのが正直な話である。
ただ、2年以上活動してきて、全く新しい企業展開も見えてきている。

そんなこともあって、これまでの事業運営と今後の事業展開について
見直す時期にさしかかっていると考えている。

3年という1区切りの時まで、あとわずかに迫ってきたので、
これまでの事業運営に対する反省点や今後の運営方針について
現時点での私見をつづってみる。

会社の設立当初、想定した大きな仮設がある。

それは、もともと自分の属していた建設という業界がこの2~3年で、
ドラスティックに大リストラの時代を迎えるだろうという仮説である。

いわゆるゼネコンは、このままでは立ち行かない。
銀行や他の業界のように、業界再編が加速度的に進むだろう
と考えた。

自分の立てた仮説は、こうだ。

これからは公共工事のビッグプロジェクトを求める時代ではない。
また、地方分権が進む時代。
なので、ゼネコンと地場コンの2極化が進むだろう。

最終的には、スーパーゼネコン2社ぐらいと地域密着型の地場コンが
ピーク時の半分から3分の1くらいの事業規模で生き残ってくという構図だ。
もちろん、こうした動きがこの2~3年でいよいよ見えてくると
考えていたのだ。

ところが、である。

ゼネコンのリストラがほとんど進んでいない。
進まないどころか、最近ではやや息を吹き返しつつあるという感じがする。

公共工事の縮小で事業量は間違いなく減少している。
しかし、一時のようにM&Aや倒産といった話は陰を潜めてしまった。

これは、自分にとって大きな読み違いだった。

この話、明日にづづく。

小説 ザ・ゼネコン

小説 ザ・ゼネコン

  • 作者: 高杉 良
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/04/23
  • メディア: 文庫


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
前の10件 | - 時代認識 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。