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シナリオに変化が [時代認識]

昨日は2年前に会社を設立したとき、建設産業の
業界再編がもっと進むのではないかと考えたという話をした。

今日は、その続きである。

建設産業が培ってきた技術をどこかで行かしていきたい。
それはどこなのか、いろいろ考えた。

ひとつは、業界再編が進む中で、生き残れるのは
スーパーゼネコンといわれる会社のうちせいぜい2~3社、
そして社会資本のメンテナンスとリニューアルをメインに行う
地域密着型地場コン、さらにその技術を提供する専門業者
ぐらいか、と考えた。

だとすれば、地域密着地場コンへの技術移管をDNAとして
残すのがひとつの方法と考えたわけだ。

それから、もうひとつ考えたのがこれまでとは異なる市場の開拓。
特にゼネコンにとってもっとも市場開拓が遅れているBtoCというわれる
分野への進出だ。

こうすれば売上げは伸びる 戦略的営業のすすめ―市場の読み方から新規開拓のノウハウまで

こうすれば売上げは伸びる 戦略的営業のすすめ―市場の読み方から新規開拓のノウハウまで

  • 作者: 魚津 欣司
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1989/07
  • メディア: 単行本



この2つの分野でどうやってアプローチするか・・・。

キーワードは「環境」とした。

環境モニターやリサイクルという分野で新しいサービスを提供できないか、
と考えたわけである。

詳細は後述するとして、現時点でどのように評価しているのか、
と言われれば、私は次のように考えている。

2つのアプローチとも、道のりは長く厳しいが、方向は間違っていない。
そして、どちらのアプローチも成果を上げる土壌づくりに時間がかかる。

という当たり前といえば、当たり前の結論である。
当初の目論見の甘さは、ここにあったと思う。

新しい土地に種をまけば、自然と成長して収穫が上がるくらいの
軽い気持ちだ支配的だったと感じる。

やはり、確実に収穫を上がるためにはその土地を開墾し、
畑を耕し、肥料をまき、種をまき、水をやり、追肥し、
大雨や強風から守り・・・と地道な手間が必要だということだろう。

そのための努力を惜しんではならないのだということを
さまざまな機会を通じて経験した。

なんともありがたい話である。

じゃあ、これまでの努力は報われないのかって?

いやいや、というか、いよいよというか。
これから本物の収穫に向けた種まきが始まろうとしているのだ。

この項、つづく。


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