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将来の見通し [時代認識]

今年の7月で設立した会社(domi環境)が営業開始してまる2年が経過した。
会社設立の準備の期間を含めると、すでに2年半が経過している。
当初、3年での自立を目指す企業に仕立てることが私の任務と考え、
いろいろと遂行してしてきた。

残念ながら、当初の思惑通りことは運ばないというのが正直な話である。
ただ、2年以上活動してきて、全く新しい企業展開も見えてきている。

そんなこともあって、これまでの事業運営と今後の事業展開について
見直す時期にさしかかっていると考えている。

3年という1区切りの時まで、あとわずかに迫ってきたので、
これまでの事業運営に対する反省点や今後の運営方針について
現時点での私見をつづってみる。

会社の設立当初、想定した大きな仮設がある。

それは、もともと自分の属していた建設という業界がこの2~3年で、
ドラスティックに大リストラの時代を迎えるだろうという仮説である。

いわゆるゼネコンは、このままでは立ち行かない。
銀行や他の業界のように、業界再編が加速度的に進むだろう
と考えた。

自分の立てた仮説は、こうだ。

これからは公共工事のビッグプロジェクトを求める時代ではない。
また、地方分権が進む時代。
なので、ゼネコンと地場コンの2極化が進むだろう。

最終的には、スーパーゼネコン2社ぐらいと地域密着型の地場コンが
ピーク時の半分から3分の1くらいの事業規模で生き残ってくという構図だ。
もちろん、こうした動きがこの2~3年でいよいよ見えてくると
考えていたのだ。

ところが、である。

ゼネコンのリストラがほとんど進んでいない。
進まないどころか、最近ではやや息を吹き返しつつあるという感じがする。

公共工事の縮小で事業量は間違いなく減少している。
しかし、一時のようにM&Aや倒産といった話は陰を潜めてしまった。

これは、自分にとって大きな読み違いだった。

この話、明日にづづく。

小説 ザ・ゼネコン

小説 ザ・ゼネコン

  • 作者: 高杉 良
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/04/23
  • メディア: 文庫


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