共感力・・・新しい時代の風 [時代認識] [編集]
出張からの帰りに東京駅構内のBOOK GARDENに立ち寄った。
そこで、何気なくピックアップした1冊の本。
それがこの本との出会いである。
「プロローグ――感動を超える瞬間」を立ち読みした。このわずか数分の出会いが私の心をとりこにした。そして、東京駅から埼玉の自宅に戻るまでの電車の中で、まるで小説を読むようなワクワク感で前半部分をむさぼり読んだ。さらに帰宅して風呂に入り、気持ちの高ぶりを一度抑えて、後半部分を一気に読み通した。
何か今までの自分から脱皮したような気分になった。おそらく、読み終えた直後の私は、「巨人の星」の星飛馬のように目に炎がめらめらと燃え上がっていたに違いない。それほど大きな感動エネルギーをこの本からもらったのだ。「人に共感できる力」と「人に共感される力」がどれだけ素晴らしいパワーであるかが、この本に示されている。そしてこの本を読んで、心底、平野秀典氏の生き様にも共感した。ものすごいパワーのある本だと思った。
改めて昨日から今朝にかけてこの本を読み返した。今度は蛍光ペンを持って、共感する部分に印をつけながら・・・
商品開発は脚本家である。
営業という俳優に、
商品の価値をより豊かに表現させるためには、
「演出家」の役割が必要である。
演出家が俳優の表現力を引き出すことで、
お客様の反応は文字通り「劇的」に変わる。
営業という俳優に、
商品の価値をより豊かに表現させるためには、
「演出家」の役割が必要である。
演出家が俳優の表現力を引き出すことで、
お客様の反応は文字通り「劇的」に変わる。
共に感動を共有するパワーが、
平凡な仕事を感動的な仕事に変え、
ビジネスを劇的に進化させる
ビジネスとは豊かさをわかちあう人間の営みのことである。
安定の反対は、不安ではありません。
安定の反対は、進化なのです。
最大の安定とは進化することなのです。
最初から大感動を狙うのではなく、顧客の期待や予想、常識や固定観念を、
たった「1%」でいいから超えることに全力を尽くすことで、
持続的な感動を生み出すことができるようになるのです。
心を込めた「1%」
情熱の「1%」
魂の「1%」
愛の「1%」
本気の「1%」
1%のドラマティックを続けることが、人の共感力のスイッチを入れるのです。
・・・
29ページまでにこれだけ蛍光ペンが走った。結局、本全体が蛍光ペンの黄色で染まることとなった。そして平野氏の他の著書もアマゾンで即座に注文した。
この本の最大の見せ場は、平野さん自身の実体験の物語である。その名も「二つのV字回復物語」。この壮絶なドラマを経験されたからこそ、平野さんのメッセージが言霊として読む人の心に真に迫ってくるのだろう。
また、メッセージそのものも素晴らしい。今という時代が――私にとってだけかもしれないが――必要としているものだと感じる。この本に示されたことの実践が、これからの私の仕事の、そして人生の大きなテーマになるだろう。
また、メッセージそのものも素晴らしい。今という時代が――私にとってだけかもしれないが――必要としているものだと感じる。この本に示されたことの実践が、これからの私の仕事の、そして人生の大きなテーマになるだろう。
それにしても、冒頭に示された次の一文は暗示的である。確かに私の心に昨夜のような一陣の風が吹き荒れたことをここに記しておきたい。
たった一つの気づきが、
人生を変えることもある。
たった一つの言葉が、
人の可能性を飛躍的に伸ばすこともある。
たった一つの勇気から、
誰かを感動させる物語が始まることもある。
たった一冊の本が、
新しい時代の風になることもある。
この本が、春の一陣の風のごとく、
あなたの心にやさしき奇跡を残せる存在になれれば、
とてもうれしい。
感謝&合掌!
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