SSブログ

いじめと親の責任 [関心事]

いじめを苦にした子供の自殺が世間の話題になっている。
そのことで多くの学校や教師が槍玉にあがった。

いじめの問題を隠そうとしたとか、
いじめに加担したとか・・・



不思議に思うことがある。



いじめの問題はすべて学校と生徒という問題で
語られてしまうということに対する疑問である。

いじめ問題でいじめにあった親は、何故か常に
被害者の立場で登場する。
そして、激しく学校側を非難する。

もちろん、いじめに会って自殺した子供の親なのだから、
その悲しみが計り知れないことは理解できる。

しかし、いじめから自殺に至るまで、本当に100%
学校側だけの問題だったのだろうか。
そして、家庭や親側に問題が全く無かったのだろうか。

そんなことを疑問に思うのである。

子供がいじめで悩み、自殺にまで追い込まれる。
そこに至るまでは、かなりのシグナルを発信している
のではかと思う。

それに対して、親として子供と対峙する場面が
少なからずあるのではないか。
そして、最悪の選択(つまり自殺)をしないために
親として子供を守ることが最低限の責務ではあるまいか。

親としてその責任を全うしたと言い切れるのだろうか?

私が同じような状況に陥ったとき、教師や学校を
訴える前に、自分の親としての至らなさを悔いるに
違いない。そう思うのである。

子供の自殺の問題だけではない。
会社でも同じような問題が頻繁に起きている。

親として、上司として、そして経営者として、
その責務を全うしない人間が世の中に蔓延している。


「いじめ」と幼児期の子育て―親・保育者の責任と役割

「いじめ」と幼児期の子育て―親・保育者の責任と役割

  • 作者: 平井 信義, 本吉 円子
  • 出版社/メーカー: 萌文書林
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。