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構想と戦略 [和尚生活]


関東地方も梅雨が明けたとか。
本格的な夏の到来である。

一昨日の金曜日の午前中は、
病院に行き、血液検査をした。

2ヶ月ほど前から、尿酸値を下げる薬に加え、
コレステロールや中性脂肪を下げる薬も服用したのだ。


その効果のほどを確認するための検査である。


結果はまずまずであった。



尿酸値と中性脂肪は正常値。
総コレステロールは若干正常値をオーバーしたものの、
以前にくれべればかなり下がっている。

一時は血圧も140-90オーバーと高めだったのが、
このところ安定して130-80をキープしている。

これは知人から頂いた人参ジュースが
功を奏しているのかもしれない。


というわけで、この結果に気をよくして、
金曜日・土曜日と二日続けてお酒をいただいた。

(全く、酒に関しては性懲りもない・・・苦笑)


やはり夏はビールが格別旨い!!


薬を服用しているとはいえ、安心してビールを
飲めることに感謝である。

特に、田代眞一氏の「ビールを飲んで痛風を治す!」

ビールを飲んで痛風を治す! (角川oneテーマ21 C 147)

ビールを飲んで痛風を治す! (角川oneテーマ21 C 147)

  • 作者: 田代 眞一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/05/10
  • メディア: 新書

という本を読んで以来、「痛風持ちにはビールは絶対ダメ」
という既成概念を取り払うことができたのも気持ち的には大きい。


金曜日は、沖縄料理の店に行ったので、オリオンビールを皮切りに、
ゴーヤチャンプルをつまみながら泡盛をおいしく頂いた。

土曜日は、高校時代の山の仲間と大塚の居酒屋で落ち合った。

ここでも生ビールにはじまり、おでんや刺身を肴に日本酒を堪能。
ナメロウと純米酒の取り合わせは、抜群だった。

ついつい飲みすぎてしまい、今日は久しぶりのオフタイムとした。


実は、金曜日にお会いした方(著者)から、本を頂いた。
その本を今日は一冊熟読したのである。

市街地再生の構想と戦略

市街地再生の構想と戦略

  • 作者: 原川 洋之
  • 出版社/メーカー: 日経BP企画
  • 発売日: 2008/07/03
  • メディア: 単行本


原川氏は、三菱商事の建設部に在籍していた1983年から87年にかけて
倉庫街であった品川天王洲の開発プロジェクトを興した人物である。

その後、三菱商事を退社され、現在はプリメックス日興
の代表取締役として活躍されている。

これまでに2度ほどお会いしたが、30年にわたる不動産開発事業の
経験と実績に裏打ちされたプロの事業コーディネータとして
尊敬している方である。

その原川さんが書かれた本を一読した。
時代を先取りする確かな目をお持ちの方だと改めて感心した。


この本のなかで心に刺さったフレーズがいくつもある。


  「全体をよくすることで、自分もよくなると考える」
  同時に「自分をよくすることで全体もよくなる」

  開発計画は「いま」を考えるのではない。
  「将来」をどう見すえるかである。
  (全体の将来をどう構想するかという視点)

  「知識」と「経験」、この二つがあってはじめて、
  実務経験に基づいたマネジメントが可能になる。

  知恵と経験をもとに「チャンス」と判断できることでも、
  知恵と経験がなければ、「リスク」にしか見えない。
  同じものを見ても、かたや「チャンス」と判断し、
  かたや「リスク」と判断する。
  いかに知恵や経験が大事か。
  開発事業を進めていくのはあくまで、人だ。
  その人がどの程度の知恵と経験を持って正確な判断と
  読みをするかで、事業は成功もするし失敗もする。

  ・・・


まったくそのとおりと思う。


手がける分野が不動産であろうと、環境であろうと、
この構想と戦略の重要性は共通のものだろう。

特に「全体をよくすることで、自分もよくなると考える」
というコンセプトは、これからの開発事業では欠かせない
ものだという認識で、金曜日は大いに盛り上がった。


土曜日は、山の仲間と昔の山登りの話に花が咲いた。

30年以上もつづく仲間との付き合いこそ、
「全体をよくすることで、自分もよくなると考える」
という考えが正しいとする原点があるように思う。「

山登りは、ひとりの脱落者も出せない全員の連携プレーで
成り立つスポーツである。

いまでもこうして仲間として付き合いできるのは、
学生時代に同じ目標に向かって連携しながら山に登った
という硬い絆があるからだろう。

原川氏も早稲田時代ボート部だったそうだ。

こうしたスポーツを通じて、連携することの重要性が
養われていくのだと思う。


もう一節、本から引用しよう。

  地区全体の位置づけを変えるには、地権者一人の力では
  どうにもならない。なぜなら、一人では「私」の領域を
  出ないからである。

  「私」の思いを「公」のもの、つまり地区全体の思いに
  まで昇華させていかなければならない。


この思いがまだまだ足りないと自分は感じた。

 構想と戦略。
 そして、知恵と経験。
 そして仲間との連携・・・

この夏の大きなテーマとしたい。


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<和尚のひとりごと>
  ★★★ 将来を見すえる ★★★

 <キーワード>
   ・ONE FOR ALL,ALL FOR ONE
   ・梅雨明け宣言
   ・コーディネータとしての仕事
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