SSブログ

地に堕ちた「天の声」 [関心事]

「天の声」という言葉が毎日のように報道をにぎわしている。
福島、和歌山に続き、宮崎の知事も「天の声」の件で、逮捕された。

事件の真相がどのようになっているのか知る由もないが、
「天の声」のイメージが世の中でこれほどまでに低下した
ことはないだろう。

「天の声」といえば、かつて大平正芳氏と福田赳夫氏との
総裁選挙戦で福田氏が敗北した際、「天の声にも変な声が
たまにある」という弁があたまに浮かんでくる。

もともと、「天の声」というのは、人智では計れないような
神の啓示を意味するものだと思うのだが、最近では
知事やその側近が「天の声」と称して、一定の業者に
便宜を図るような場合の殺し文句に成り下がって
しまったみたいだ。

道路財源の問題での族議員もしかり、
学校のいじめ問題での教育者もしかり、
自分達の立場、既得権益を守るための偏った言動が
多いことに目を覆いたくなる。


「天の声」も地に堕ちたものである。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

懐かしい声今井先生を偲ぶ会 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。