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同期生の訃報 [祈り]

 

 週末は大学の同窓会があり、台風が接近するなか、横浜に出向いた。

 これまで同窓会には何度か足を運んだが、どちらかというと
 消極的な参加にとどまっていた。

 はっきり言えば、同窓会という存在に有難味を感じることも
 なかったし、同窓というだけで深い絆を意識することもなかった。

 しかし、一昨年の恩師の死を契機にその考え方が
 徐々に変わりつつある。

 昨年は、同窓会の総会には足を運ばなかったものの、
 2次会の研究室の飲み会には顔を出した。

 そこで懐かしい面々との再会や
 その後に続くさまざまな仕事上のつながりが
 同窓ということへの関心を高めたようである。

 今年の同窓会では、同期のM君が学会の賞をいただいた
 記念の講演もあり、是非とも参加しようという気にも
 なっていた。

 そのM君が講演の中で、私の仕事を高く評価し、
 みんなの前でわたしの仕事をPRしてくれた。


 なんか恥ずかしいやら嬉しいやら・・・


 M君をはじめ、同窓というキーワードで現在仕事や
 プライベートでのつながりができている。

 数年前までは考えられなかったようなネットワークが
 地下に深く根ざしつつある。

 大学を卒業して今年は25周年に当たる節目の年。
 同窓ということの意味をもう一度かみしめてみたいと思う。


 その同窓会の直前に、同期の訃報が届いた。

 会議中にくも膜下出血で突然倒れ、
 そのまま帰らぬ人になったらしい。

 こんな訃報が届くと、他人事ではいられなくなる。

 もうすぐ50台になる身として、死という影が少しずつ
 身近に迫ってくるような気がしてしまう。


 おそらくこれからの10年が社会に対する仕事での
 貢献という意味で、最もその真価が問われることに
 なる年齢だろう。

 その前に逝ってしまう無念さを思うと眠れなくなる。

 

 

 台風一過のこの深夜にひとりもの想いに耽っている。

 

 

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 <和尚のひとりごと>
   ★★★ 仰げば尊しわが師の恩 ★★★

 <キーワード>
   ・年長者としての責任
   ・大学の行方は・・・
   ・今を生き切る
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