人事評価の話 [仕事師]
今日は一日現場での作業。
久しぶりに冷や汗をかいた。
現場というのは常に魔物が棲んでいる。
一寸先は闇でもあり、また光明がさすときもある。
自然という実態は、まさに現場の象徴である。
その現場の雰囲気を読み、
次なる一手をすばやく打てる人とそうでない人・・・
その違いが、極めて鮮明にでる場でもある。
先日、ある人と話をしていたら、
人事評価の話題になった。
なんでも、その人はいま、まさに会社の人事評価を
する立場にあり、マイナスの評価をつけたものの、
その相手にどう伝えていいのか、迷っているという話だった。
かつて、私も同じような悩みをもったことがある。
いざ自分が他人様の人事評価をするとなると、
なかなか一筋縄でいかないことを改めて考えさせられた。
私がその時点で出した答えは、信賞必罰であった。
いい点は褒めちぎり、至らない点は徹底的に責めるというもの。
結果はあまり思わしいものとはならなかった。
現時点では、必ずしもいい方法ではなかったなあと
反省している。
人事評価の妙は、適材適所をいかに探し出すことではないか。
現時点では、そう思っている。
人はそれぞれ持ち味がある。
会社という器に人を無理やり合わせようとすると、
どうしてもひずみが出てしまう。
であるなら、その人に合った会社や組織を
作り出すことの方がはるかに合理的だ。
そんな考えでいまの会社を運営している。
まだ、それで軌道に乗ったとはいい難いが・・・
ただ、大きな会社になればなるほど、
そうした考えが通用しにくくなるのは否めないと思う。
でも、それができてこそ、本当のリーダーシップ
だとも思う。
今日は話がうまくまとまりそうもない・・・
明日も早朝から現場なので、
そのなかでいろいろ試行錯誤してみたい。
この続きは次の機会にじっくり取り組む所存である。
------------------------------------------------------------------
<和尚のひとりごと>
★★★ 現場力を鍛える ★★★
<キーワード>
・真のリーダーシップとは。
・適材適所
・人に任せることの難しさ
------------------------------------------------------------------
コメント 0