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ブログ引越しのお知らせ [感謝!]


So-netのブログを長年利用してきたが、
どうにも重たくて我慢ならず、
ついに引越しをすることにした。

とりあえず以下のところに引っ越してみた。


調子がよければこれでいきたいが、
また調子が悪ければ次のところへ行くかも。

とりあえずお知らせまで。


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笑顔の再会 [感謝!]



 この連休を利用して、かつて家族で暮らした
 郡上八幡に出かけてきた。

 この地を離れてもう8年になる。

 私自身はこの8年間に数度、この地を訪れているが、
 家族揃ってこの地を訪れるのは7年ぶりである。
 (ただし長男は今回は不参加)

 家族のそれぞれがそれぞれの思いで、この旅に臨み、
 そして新たな想い出を胸に刻んだようだ。


 私にとって、今回の旅で一番印象に残ったこと、
 それは、再会を果たした人々の「笑顔」である。


 8年という歳月は、それぞれの人生にとって、
 さまざまな歴史を刻んでいる。

 その間にさまざまな出来事が、
 それぞれの家庭や自身の身に
 振りかかってきたことだろう。

 それは必ずしも楽しい出来事ばかりではなかったはずだ。
 不幸や艱難にもめぐり合っていると思う。

 自分自身のことを考えても、この8年間の中で、
 相当大きな人生航路の軌道修正がなされたことは事実である。

 また、身内の不幸もあったし、
 私自身も体のあちこちにガタが来ている。

 大なり、小なり、それぞれに悩みも抱えてるのだと察する。


 でも、そんなことを感じさせない再会ができた
 ことにまずは感謝したい。

 突然の来訪にもかかわらず、最高の「笑顔」で私たちを迎え、
 そしてもてなしてくれたことが、何よりもの贈り物である。

 多くの言葉は、要らない。

 その笑顔があれば、人はまた力強く生きていけるのだ。


 そんなことを感じさせてくれるいい旅であった。

 往復1000kmのドライブ。
 丸2日間の旅行で、大切な宝物をいただいた気がする。

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 <和尚のひとりごと>
   ★★★ 笑顔は薬だ ★★★

 <キーワード>
   ・また会いましょう
   ・川のせせらぎに癒される
   ・みたらしだんごの想い出
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郡上おどりin青山 [感謝!]


週末の夕方、かみさんとデートに出かけた。
二人でデートなんて何年ぶりだろう?
もしかすると結婚してはじめてかもしれない。

目的地は、東京。
港区青山にある梅窓院(ばいそういん)の境内である。

ここで毎年、この時期に郡上おどりが開催されているのだ。


題して、「第14回 郡上おどり in 青山(2007)」


むかし郡上の殿様が「青山氏」であった所縁で、
この青山氏の菩提寺である梅窓院で毎年、
本場の郡上おどりが開催されている。


毎年、郡上の知人から郡上おどりのポスターやら
パンフレットを送っていただいているのだが、
今年はかつてわが家族が郡上で暮らしていたときに
大変お世話になった方々も上京されると聞いて、
この催しに参加することにした。

おどりは17時から開催されると聞いていたので、
その時間に合わせてと青山に向った。

地下鉄銀座線の神宮外苑駅を降り、地上に出ると、
そこが梅窓院の境内への入り口になっていた。

いきなり、のぼりや提灯に「郡上おどり」の
懐かしい文字が目に飛び込んできた。

50m程度両側を竹に囲まれた石畳を歩いていくと、
これまた懐かしい郡上おどりの囃子が聞こえてくる。

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我々が境内に入ったときが、まさに郡上おどりの
スタートする絶好のタイミングだった。


  郡上のなあ~~、
  八幡出てゆくときは、
  ああそんれんせえ~~


と名調子で「かわさき」でおどりが始まった。

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「三百」や人気の「春駒」が流れ、
踊りの輪が見る見る間に広がってゆく。


しばらくして、郡上から東京見物を兼ねてやってきた
懐かしい顔ぶれと久しぶりのご対面・・・

変わらぬ笑顔とコテコテの郡上弁で、一気に10年前の
郡上での楽しい想い出にタイムスリップしていた。

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やはり、私の第二のふるさとは、
間違いなく郡上であると実感した。


それにしても大都会のビルの下で行われる郡上おどりが、
かくも盛大だとは思っても見なかった。
みんな、楽しげにそして真剣に踊っている。

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老若男女、国籍を超えて、踊りの輪が広がっている。

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日本の古き良き伝統文化は、脈々と受け継がれているのだ。
なんだか、そのことを目の当たりにしただけでも、
元気なエネルギーを頂いた気がする。

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隣接された物産展でお土産を買い、
かみさんと青山で夕食に蕎麦を食べ、
楽しいひとときを過ごすことができた。



これまた感謝!!である。



でも、やはり本場の郡上で徹夜おどりを堪能したい!

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今年の夏は、郡上八幡を目指したいと思う。

というわけで、私のリスニングルームも郡上おどりの
雰囲気を醸し出しているのだ・・・(笑)

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この趣味の良さ、わかるかなあー?
わかんねーだろーなあ~ (大笑)



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<和尚のひとりごと>
  ★★★ 七両三分の春駒、春駒・・・ ★★★

<キーワード>
  ・浴衣姿はいいねえ
  ・団扇も涼しげです
  ・でも、やっぱみたらし団子を食べたい!!
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五月のソラマメ [感謝!]

 週末は恒例の大学の研究室のバーベキュー大会に参加してきた。
 天気はいいし、久しぶりに新緑につつまれた大学構内で
 酒を飲みながら大いに盛り上がった。

 そのあと、親友のM氏と恩師の今井五郎先生のお宅にお邪魔した。

 大分酔っ払っていたので失礼とは思ったが、この機会を逃す
 手はないと思い、事前に次のような書状を出しておいたのだ。


  拝啓

  大型連休の最終日は雨模様なので、久しぶりに手書きの
  書状をしたためています。

  岐阜の郡上八幡に居た頃は、ゴールデンウィークといえば、
  渓流釣りや山菜取りに夢中になっていました。

  今井先生のご自宅にもそうした季節のものをお送りして
  喜んでいただいたことを懐かしく思い出します。

  昨日までの連休は、ベランダづくりやガーデニングに汗を
  流しました。今井先生が草葉のかげてご覧になっている
  ような気がして、持病の膝の関節痛をおして作業を
  してしまいました(笑)

  先日、M君にお会いして「追想 今井五郎先生」を頂戴
  しました。

  私の心の中では、まだまだ今井先生の死をどう受け止めて
  いいのか、正直迷う気持ちが大きいようです。

  なのでこの追想記に目を通す気がしません。

  もう少し、時間の経過を待って、気持ちの整理がついてから
  じっくり目を通したいと思います。

  今度の土曜日は、大学で恒例のバーベキューが開催される
  ようです。今年はなんとか都合をつけて足を運ぼうかと
  思案しています。

  できれば、帰りがけに今井先生のお宅にお邪魔して
  線香を上げたいなとも

  ・・・

  平成十九年五月六日 ヘンリー和尚

 

 バーベキュー大会といえば、もともとこのバーベキュー大会は、
 先生の自宅が厚木にあった頃に創められた思い出深い催しなのだ。

 さらにその前をさかのぼれば、今井先生と初めて酒を酌み
 交わしながらきつーーーいお説教をいただいたのも
 バーベキュー大会のときだった。

 一昨年のこの時期、先生とこのバーベキュー大会でお会いしたのが
 最後の対面となってしまったこともほろ苦い思い出のひとつである。

 というわけで、どうしても先生とのおつきあいの中で何かと縁のある
 バーベキュー大会の参加して、その帰りに今井先生の仏壇に向かって
 手を合わせたいという思いが募っていたわけである。

 線香を上げ、奥様やM氏と先生の生前の話をすることで、
 どんどん心が洗われていく。

 自分自身の生きざまを先生に聞いていただいているのだとの
 思いがますますこみ上げてくる。

 懐かしい話や裏話、これまでに聞いたことがなかった話など、
 先生の仏壇の前で笑いながら、そしてあるときは涙の出るのを
 抑えながら楽しい時間を過ごさせていただいた。


 先生のご自宅を後にして、またM氏と横浜駅近くの料亭で一杯。


 この料亭も生前の先生とよく足を運んだ思い出のある店だ。
 そこで、メニューを見ていたら、「焼きソラマメ」とある。

 ソラマメをサヤのまま焼いて食べると、ソラマメ独特の
 香りが引き立ち、一段とおいしくなる。

 そんなことを先生から教わったことを思い出しながら
 おいしく焼きソラマメをいただいた。


 ソラマメは私にとって思い出深い食べ物である。

 私の祖父が亡くなった(5月19日が命日)とき、
 上さんの田舎から大量のソラマメが送られてきて、
 それを葬式の中でおいしくいただいた。

 その茹でたてのソラマメの味を忘れることができない。


 ソラマメのあの独特の味を味わうと、
 亡くなった方の生前の思い出が不思議と蘇ってくる。


 そして、今日は上さんが娘とともに実家の鴨川での
 法事に出かけ、偶然にもお土産にソラマメを持ち帰ってきた。

 そうなるともう我慢できない。

 今日は、酒抜きの日と決めていたのだが、断念。
 急遽、ソラマメとともにビールをおいしくいただいた。


 ソラマメとビール・・・

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 ほろ苦い、そして懐かしい思い出が次々と蘇ってきた。

 

 いい母の日であった。


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 <和尚のひとりごと>
   ★★★ 母の日にソラマメ ★★★

 <キーワード>
   ・バーベキューの思い出
   ・飲みすぎ注意!
   ・自分の生きざまを再確認する
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季節の便り [感謝!]


今日から大型連休。
行楽各地はさぞかし混雑していることだろう。

天気もいいし。
(午後から関東地方は急変するとも言っているが・・・)


こんなときは、家でのんびり晴耕雨読の生活がいちばんである。
読みたい本もたまっているし、やりたいDIYも山ほどある。

 

 

本当ならそういいたいところだが、実は今日も仕事をしている。
(というか、午前中までは仕事をしていた)
ただ、会社の事務所ではなく、自宅での作業ではあるが。


この生活がどれだけ続いているのだろうか。


先週末も同じようにわが家の別宅の台所にこもって
ほとんど不休不眠で、実験を行っていた。

その甲斐あって、新しい発見をした。
その追加試験を今朝も実施していたというわけである。


そんなゴールデンウィークの初日に、うれしい春の便りが
友人から届いた。


宅配便を開けてみると・・・
中には、大きな「竹の子」、「シイタケ」、そして「パセリ」。

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いやー、やはり季節は間違いなく春であることを実感する。

 

それにしても、立派な竹の子である。

 

竹の子といえば、もう10年以上前になるが、
岐阜で暮らしていた頃のことを思い出す。

都会から移り住んだばかりの郡上八幡で、高速道路の建設工事に
とりかかる直前の現場にたくさんの竹の子が生えていたのだ。

用地買収した敷地の一角に竹やぶがあり、
そこに竹の子がいっぱい生えていたのだ。

地元の人に竹の子の見つけ方や取り方を教わった。

地面から顔を出している竹の子は、固いから採っても美味くない。
できるだけ、地面から出てくる直前のものを取るのコツである。

そして、竹の子だけをとるのではなく、
竹の子の根元からとるように、周りの土を掘り起こす。

そんなことを教わりながら、土嚢何袋も取って、それを
近所の人や発注者、あるいは恩師に送った。

 

そういえば、この時期、山菜とりにもよく出かけたものである。

渓流でつれたあまごやいわなのほかに、タラの芽やコゴミなど、
取れたての山菜を方々に送って結構喜ばれたものである。


最近は、立場が逆転してしまい、そうした季節のものを
送っていただける立場になってしまった。
というよりも、季節を実感できるような自然の生活を
していないというのが現実なのである。

先週は、同僚から「葉わさび」なるものを頂戴した。
この「葉わさび」、半端じゃないくらいツンとする。
酒の肴に最高である。

 

こうした贈り物は本当にうれしい。

 

味わうたびにその人の苦労や愛情が伝わってくる。
そして、楽しい記憶としていつまでも心の中に刻まれる。

 

日本人に生まれて良かったと思うこの季節。
その味を堪能したい。

 


Mさん、Iさん、季節のもの、ありがとさんね!

 


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<和尚のひとりごと>
  ★★★ 久々のオールマンブラザーズバンド ★★★

<キーワード>
   ・今日は、竹の子ご飯だぜ!
  ・明日は、シイタケご飯かな?
  ・そして葉わさびで一杯やろう。
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ゴールとスタート [感謝!]

 

 娘の受験が終わった。


 最後の本命の大学からの合格通知はもらえなかったが、
 自分の志望する大学に行くことが決まった。

 志望の大学を目指し、この1年間本当に良くがんばった。
 塾も予備校も行かず、独学で勉強して、
 志望大学の切符を手に入れたのだから。

 高校の授業や試験も手抜きをせずに真剣に望んだという。
 その結果、クラス首席の座も確保した。


 その顔晴(がんば)り、天晴れである。


 昨日、不合格の通知を受け取ったことで、
 ちょっとがっかりしているようだったけど、
 これもひとつの現実として受け止めよう。

 君を有頂天にしないために天が与えたメッセージかもしれない。
 これでまたがんばれる目標設定が明確になったともいえるだろう。


 大学受験は決して、ゴールではない。


 大学という恵まれた環境の中で思う存分自分の力や
 魂を磨くためのスタートラインにたったのだ。


 これから無限の可能性を大いに試せばいい。
 試行錯誤、暗中模索、大いに結構!

 旅に出るのもよい。
 本を読むのもよい。
 もちろん、恋愛や失恋もするだろう。


 そうした人生経験のなかで、自分の進むべき将来を
 絞り込んで行けばいい。


 これまでのように自分の信じる道を倦まずたゆまず
 一歩ずつ進みなさい。

 そうすれば必ず道は開けるから。。。

 

 とにかく、君がそのスタートに立ったことを
 心からうれしく思う。

 

 おめでとう!!

 

 


 さて、次は末息子の進路が決まるのを待つだけだ。

 春はもうそこまで来ている・・・

 


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 <和尚のひとりごと>
   ★★★ 受験の春 ★★★

 <キーワード>
   ・わが世の春を謳歌しよう!
   ・新たな目標を設定しよう
   ・ゴールはスタート(終わりは始まり)
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10年後の自分からの手紙 ~ 初日を拝む [感謝!]


新しい年を迎えた。
いま、BGMに流れるショパンを聴きながら、
こうして幸せな気分で新年を迎えることができたことに感謝である。

今年初のブログに何を書こうか、少し迷ったが、
昨年末に読んだ平野秀典氏の「共感力」に載っている
「10年前の君へ」というメッセージをここに記したいと思う。

「自分の人生に共感する」という項で、10年前の自分のことを
思い出し、10年前の自分に向って手紙を書くというものである。

このメッセージを読んだとき、10年後の私から
今の私へのメッセージを受取ったような不思議な
感覚と共感を覚えた。

だから、ここでは、10年後の私から今の私への
メッセージとしてここに記したいと思う。
そして、声に出して読んでみる。


10年前の君へ ~10年後の君からの贈り物

  もしも君がいつか、
  日常がマンネリになり、
  夢や目標を見失っても、
  「大丈夫」です。
  10年後の君は、
  たくさんの素晴らしい人との出逢いの中で夢を見つけ、
  夢の途中ではありますが、
  自分らしく自分の道を歩いています。

  もしも君がいつか、
  悔しくて眠れなかった夜があっても、
  不安で眠れない夜があっても、
  「大丈夫」です。
  たくさんの人に支えられて、
  ピンチを脱することができています。
  そしてその体験は、
  10年後に笑って話せるストーリーとして、
  10年後の君をつくる「初心」として、
  大きな財産になっています。

  もしも君がいつか、
  ビジネスに迷い、何をやるべきかわからなくなっても、
  「大丈夫」です。
  10年後の君は、
  一番大切なことは何かを思い出す道標を手に入れています。
  迷うことなく、
  遠慮することなく、
  「感動」をあなたの手で生み出すことに、
  限りない情熱を抱いて、暮らしています。

  もしも君がいつか、
  人間関係に疲れ、人を信じられなくなっても、
  「大丈夫」です。
  君の心にめいっぱいの潤いをもたらしてくれる人が必ず現れます。
  振り返らず、
  希望と言う名の未来を見つめ、今を生きてください。

  もしも君がいつか、
  夢を実現し、最高の幸せを感じたときは、
  その幸せを人にもわかちあってください。
  あなたの贈り物を待っている人がいます。
  いくつもの日々を超えて、
  10年後の君は、
  元気に生きています。
  君を愛する人に囲まれて。
  今を精一杯生きてください。
  あなたの存在自体が、
  奇跡なのだから。

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いま、わが家のベランダで初日を拝んできた。

今年はいい一年になりそうである。


【合掌】


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懐かしい声 [感謝!]

今週末に我が恩師、今井五郎先生を偲ぶための会が催される。

先生の一番弟子を自認する私は、その中でスピーチする
時間をいただいた。大変光栄なことである。

会の裏方を担当している仲間から、どんなスピーチをするのか
という問い合わせをいただいた。
「まだ、決めていない」と答えたところ、他のほとんどの人は
すでにプレゼン資料が届いているという。

それではということで、先週末から自宅や会社にある先生の
思い出の写真など、先生にまつわる資料を改めて集めていたら、
2年半ほど前に親会社で講演していただいたときの録音が出てきた。

これは同時私が購入したばかりのMD録音機を使いたくて、
たまたまこの講演を試しどりしたものだった。

なんという偶然だろうか。
それがこんなとこでひょっこり見つかるとは・・・
それでちょっとそれを聞いてみた。


懐かしい声である。
そして、その声が今の自分に語っているように思えた。
時間がたつのも忘れ、何度も聞き返してしまった。


その講演の最後で、先生はつぎように語っている。


 ・・・高い目標をもっていただきたい。

 それから、プロジェクトに向けてのゆるみない努力、
 これは「技術立社」という認識をしっかりもたないといけないと思います。
 技術で会社としての社会の目標をまっとうしていく。

 ただ単に仕事をやれば生きていけると・・・
 それはそれで大事なことですけれども、
 
それじゃあ結局、面白くないんですよね。

 人間というのは、どうしても
自分のやっていることに
 生きがい、意気に感じるっていうのが必要です。

 それはやはり目標が高ければ高いほどいいし、
 それから、一生懸命になれるものであればあるほどよろしい。

 私はそう思います。



特に太字の部分の声が強調されている。
やはり、私にとっては生涯の恩師だと改めて感慨を深くした。


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ペアルック [感謝!]

高校に通う娘が、ある資格試験に合格した。
そのお祝いにi-Podをプレゼントすることにした。

彼女のは、i-Pod nano。
私のは、使い古したi-Pod mini。

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好みの曲も、聴くジャンルも全く違うのだが、それでもなんとなくペアルックはうれしい。今日一日、彼女の新しいi-Podにお気に入りの曲や英語の教材プログラムをいろいろインストールした。彼女なりの使い方で使いこなして欲しい。


娘のがんばりに乾杯!!
(明日は病院検査なので、アルコールは控えます・・・笑)


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土が取り持つフシギな縁 [感謝!]

最近、「土」にまつわる仕事が増えている。思えば、物心ついた頃から、土いじりばかりしてきた。私にとって土は馴染み深い人生のパートナーだとつくづく思う。

小学校にあがる前は、毎日泥ダンゴを作って遊ぶのが日課だったし、自他ともに認める、ダンゴチャンピオンだった。砂だけではダンゴはできない。砂に粘土を混ぜ、適量の水を加えて手でこねていく。水加減も固いダンゴを作る重要な要因である。多すぎても、少なすぎてもいけない。このダンゴを土の中に埋めて養生する。次の日にそれを掘り起こして、表面を手で磨くと、黒光りした立派な泥ダンゴが出来上がる。そうして丹念に作った泥ダンゴを手で持って相手のダンゴの上から自由落下させ、お互いの固さを競い合うのである。ダンゴ同士が衝突し、壊れた方が負けという単純な勝負である。このゲームの私はチャンピオンだった。ときには、泥の中にセメントを混ぜ、カチカチに固まるダンゴを作って、勝負した。これはイントキということで、相手の怒りを買ってしまったが・・・

小学校の頃は、自宅の庭に大きな穴を掘り、落とし穴を作って遊んだりしたものだ。また、近くの工事現場の資材ヤードに大きなヒューム管が置いてあった。そのヒューム管の中で原始人ゴッコという遊びをしたことも楽しい想い出のひとつだ。近所の瓦礫から、スレートのカケラやら石ころを持ち込んで、ヒューム管に押し付けて削り、矢じりを作って遊ぶのである。

田んぼや川原、あるいは沼地で昆虫や魚を取って遊ぶことが田舎に行く楽しみのひとつだった。毎日泥だらけになりながら、母屋に戻ってくると、母親が私の洗濯がいつも大変だとこぼしていたことを思い出す。

中学に入るとさすがに泥遊びはやらなくなったが、理科の実験や美術の粘土細工に結構燃えたものである。高校時代は、ひたすら山登り。いま頃の季節、フカフカした落ち葉を踏みしめて仲間と山道を歩くのが何よりも楽しかった。土と木という自然の美しさ、素晴らしさに目覚めたのもこの頃だったと思う。

その流れを継いで、大学では土木を学び、土質工学を専攻した。泥ダンゴの作り方が、学問的にも理にかなったものであったことを改めて知った。土と長年付き合ってきたなかで、肌で経験したことが学問を学ぶ上でも役に立った。そして、一言で土といっても、その種類や性状、扱い方、土がそこに存在する歴史的・地理的生い立ちなど、非常に奥深い世界があることを知った。ますます、土に愛着が湧いていった。

会社に入っても、海のヘドロや山の岩、あるいはトンネルの土をどうやって取り扱うかで試行錯誤する日々が続いた。今度は設計や現場という仕事を通して土と接する機会に恵まれた。土の扱いをひとつ間違えると、大事故につながったり、余計なお金がかかったりする。逆に、土を見方につければ、驚くほど安価に目的の構造物をつくることも可能となる。土の気持ちがわかるエンジニアになろうと思った。


そしていま、土ではない廃棄物からいかにして無害な土をこしらえようかと、悪戦苦闘、試行錯誤の連続の日々を続けている。


何かわからないが、前世から土との付き合いが深かったに違いないと確信している。これも何かの因果応報なのだろう。土を通して知り合った仲間や先輩、あるいは後輩とは、何故か長く深いお付き合いが続いている。土が取り持ってくれる縁に改めて感謝したい。土を通した地下のネットワークがどんどん広がっていく。その先に新しい世界が開けていく予感がする。

草の根活動とはまさにこのことなのではないかと思う今日この頃である。

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<和尚のひとりごと>
  ★★★ 土に感謝! ★★★

<キーワード>
  ・土の気持ちになって考える
  ・土職人を目指せ!
  ・夢はでっかく、根は深く
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